現在ベータテスト中のハードコアFPS『Insurgency: Sandstorm』ですが、以前からアナウンスされていた次期大型アップデートの予定を10月の終わりから11月8日へと変更することがアナウンスされました。
本来は9月に発売予定だった本作ですが、予約購入者向けに開催されていたベータテストでのフィードバックを受け、ゲームの最適化やキャラクターモデルの改善など、全体的なクオリティを引き上げるために発売日が12月に変更されました。
発売が3ヶ月ほど伸びたものの、予約購入者は12月の発売日までベータテストをプレイし続けることができ、現在は実質早期アクセスのような状態となっています。
発売延期がアナウンスされ、その後に数回小規模なアップデートを実施しましたが、それ以降はアップデートが停滞していました。しかし、これはエンジンのバージョンアップを含めて10月末に大きなアップデート行うためであり、それに向けてチームは邁進しているとのことでした。発表されていたアップデート内容は下記の通りになります。
- Unreal Engine 4.20への移行
- スタッタリングの低減やフレームレートの向上を図る最適化
- 新たな都市マップ『Precinct』
- Insurgent(とCoopのSecurity)のAdvisorクラス向け新AR『Alpha AK』
- コミュニティの専用サーバーとサーバーブラウザ
- 低品質だったスコープオプションの改善
- 爆発ドローンが窓を超えて建物内に侵入できるよう機能追加
- タトゥーやその他多数の新コスメティック
- 追加のアンチエイリアスとグラフィックのオプション
- キャラクターモデルとアニメーションの改善
- 移動速度や武器のメカニクス、アーマーや火力支援、マップのレイアウトなどその他様々な調整や改善
しかし10月28日、Steamに以下のようなアナウンスメントが投稿されました。
This is a very large update and should bring around many improvements to the game. However, due to the enormity of changes the update is taking a little longer than we hoped. While we had aimed for the end of October, the new release date will now be Thursday, November 8th.
アナウンスメント内ではこのように綴られており、アップデートの延期が判明しました。
11月8日というと、ベータテストが好調に進んでいる期待の新作『OVERKILL’s The Walking Dead』がローンチを果たした直後であったり、その一週間後には大作『Fallout 76』が控えていたりと、前後には期待作・新作がいくつか並んでいます。今回の日程変更はこれらにどれほど影響を受けるのか、複数のゲームをプレイする筆者にとっては少々不安を感じるところです。
『Insurgency: Sandstorm』はNew World Interactiveが開発、Focus Home Interactiveが販売する、クラスベースのハードコアなCoop/対戦FPSです。Source Engineで開発された前作『Insurgency』からエンジンをUnreal Engineへと変更し、車両や火力支援といった要素も追加されたことで、よりダイナミックな戦場を体験できるようになりました。『Insurgency: Sandstorm』は現在Steamにて予約受付中です。
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