Deathgarden: プレイヤー数の低迷に苦しむDeathgarden、デザインをホラー路線に切り替えて巻き返しを図る

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Deathgarden changes its design into dark fantasy.

今年の8月にSteamにて早期アクセスを開始した『Deathgarden』ですが、10月24日に登録者向けに配信したメール及びYoutubeに投稿した開発報告にて、ゲームデザインをダークファンタジー方面へと切り替える旨が発表されました。

Deathgarden Early Access Dev Diary #1

SFチックな初期のデザイン

元々は近未来のディストピア世界を舞台とした非対称型対戦ゲームとして発表・発売された本作ですが、8月15日のローンチ以降、無料プレイ期間を設けるも振るわず、プレイヤー数の少なさに苦しむ状況が続いていました。

9月の終わりには新マップや新武器などを含むArizona Updateが配信されましたが、失われたプレイヤーベースを回復するには至らず、依然としてプレイヤー不足に陥ったままでした。

Steam Chartsでプレイヤー推移を確認してみても、直近30日間でのプレイヤー平均が13人程度と、プレイヤー不足の深刻さが伺えます。

SFからダークファンタジーに

そして今回、およそひと月ぶりに開発元であるBehaviour Digitalからアナウンスメントあり、これからゲームのデザインを大きく変更していくことがわかりました。同時にYoutubeにてDev Diary(開発日誌)が公開され、動画では現在開発中であるホラー風味の新デザインを数点確認することができました。

新たなホラー調のコンセプトアート

新ハンターのコンセプト案

新ランナーのコンセプト案

ホラーと言えば、Behavoir Digitalは他作『Dead by Daylight』にて、その独特な世界観で多数の熱狂的なファンを獲得していることで知られています。今回発表された新たなコンセプトアートを見てみても、ホラーというジャンルにおけるデザインの秀逸さには目を引かれます。

また、Dev Diaryでは度々コミュニティでも問題に上がっていた、キャラクターの成長要素(プログレッション)に関しても触れています。これまではゲーム内キャラクターの成長要素が無いに等しく、プレイ時間に応じて得られるものは少量のキャラクタースキンのみでした。そのためプレイヤーはゲームをプレイし続ける理由を見つけられず、これが原因でプレイを止めてしまったプレイヤーも多いのではないでしょうか。現在、キャラクター成長要素に関しては開発中のため詳細は発表することができないとのことですが、プレイのモチベーションに繋がる大事な部分なだけに期待半分、不安半分といったところです。

果たして、今回の方針転換で新たなファンを掴むことができるのでしょうか。今後の動向に注目です。

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