日々様々なゲームがリリースされているPCのインディーゲーム界隈。その中でもこの5月は期待のアドベンチャーゲームが目白押しだ。今回はこの5月にリリースされるアドベンチャーゲームの中でも特に面白そうなゲーム4作品をリリース日が近い順に紹介していこうと思う。
Observation
リリース予定: 2019年5月22日
『Observation』はプレイヤーが宇宙ステーションに搭載されたAI、SAM(
Systems Administration & Maintenance )となり、ステーションが停電しほぼ全機能がオフラインとなってしまった事件の謎を解き明かしていくユニークなSFスリラーだ。
本作ではステーションに点在する固定カメラ視点から物語を追い、自身に接続されている様々なシステムにアクセスしてステーションAIとしての役割をこなしていくことになる。
プレイヤーであるSAMはパズルを解いたり、環境内で移動したり、唯一連絡の取れた隊員エマを手伝う中で、ミッションや宇宙ステーション、そして自身の本質を理解していく。
ちなみに本作は6月まではEPIC MEGA SALE開催中のため1000円引きで購入可能だ。
Pathologic 2
リリース予定: 2019年5月23日
『Pathologic 2』は、2005年に発売されたサイコロジカルサバイバルゲーム『Pathologic』のリメイクとしてKickstarterでキャンペーンが開始され、後にオリジナルのリマスター版である『Pathologic Classic HD』との混同を避けるために”2″と改題された。
本作は疫病が蔓延し崩壊寸前の状態と化した田舎町で繰り広げられる主人公と疫病との戦い、そしてそれを取り巻く不気味な町の様子を描いたサバイバルスリラーだ。
物語には12日間という明確な期限が設けられており、プレイヤーは貴重な時間をどのように使うか常に選択を迫られる。
ゲームの舞台となる田舎町はオープンワールドマップになっており、また、飢えや乾き、疲労といった自身の体調を管理するサバイバル要素も含まれている。
Layers of Fear 2
リリース予定: 2019年5月29日
『Layers of Fear 2』は、画家の狂気を美麗なグラフィックと奇抜な演出で描いた『Layers of Fear』の続編となるサイコホラーアドベンチャーだ。
プレイヤーは素性不明の監督に抜擢されたハリウッド俳優となり、海洋上で行われる映画撮影の中で得体の知れない恐怖にさらされることになる。
物語を進めていく中で自身の過去を見つめ直し、自分がなぜこの映画にキャスティングされたのかを紐解いていく。
Draugen
リリース予定: 2019年5月30日
『Draugen』は1920年代のノルウェーを舞台にした、サスペンスとミステリーに満ちた一人称視点アドベンチャーゲームだ。
プレイヤーは行方不明となった妹を探すためにノルウェーを訪れたアメリカ人旅行者、エドワード・チャールズ・ハーデンとなって物語を体験する。
エドワードには快活で風変わりな少女リッシーが同行し、彼女と一緒にフィヨルドと山脈の間に広がるノルウェーの鮮やかな沿岸沿いの集落を探索し、妹を探しつつその場所に秘められた闇を暴くことになる。
リアルでダイナミックな会話システムで行われるリッシーとのやり取り、エドワードの精神状態によって変化する美麗な世界、そしてそれらから描かれる「表面下の物語」はプレイヤーを予想できない展開へと引き込んでいくことになる。
以上4作品がこの5月にリリースされる珠玉のアドベンチャーゲームである。
『Pathologic 2』と『Layers of Fear 2』が日本語に対応していないのが残念な点ではあるが、ホラーやスリラー、そしてアドベンチャーゲーム好きなゲーマーの方々は是非購入とプレイを検討してみてはいかがだろうか。
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